米沢行き(2)
- 2017/12/04
- 00:00
バスは1時間もかからずに、JRの山形駅に到着する。
ここは新幹線が通っている。いままでは、山形から米沢まで新幹線で移動したように思う。
駅の時刻表を見ると、各駅停車で行くのが最も早く米沢に着く。
米沢までは、1時間近く走ることになる。
バスが予定よりも10分程度遅れたので、各駅停車の発車時刻まで数分だ。
あわてて、プラットフォームに降りると、列車の扉はすでに閉まっている。
遅れたか、と一瞬思ったが、ここでは乗るときに、扉はボタンを押してあけることを思い出した。
初めてそれを経験したのは、15年くらい前のことだろうか。岩手県に転任された方にお会するために、花巻空港から盛岡に行ったときだった。花巻空港の最寄駅に到着した列車の扉が開かず、地元の方が乗り込んだ隣の扉に、あわてて移動して列車に飛び乗ったことがある。
自分の目の前のボタンを押せば、それで済んだ話なのだが、知らないということは、時間のないときには、慌ててしまうものである。
米沢行きの各駅停車は、ほどよく乗客が乗っている。立っている人はいない。
自分の荷物を二人掛けの横の席におけるくらいである。
ここからどのくらい混んでくるのか、分からないので、4人がけの向かい側に座っている年輩の女性に尋ねようかと思ったが、結局声をかけられなかった。
ここでおかしな質問をすることが、その女性を驚かせるのではないだろうかと、考えてしまう。
列車はすべての駅に停まるのだが、時たま、下校時の高校生のようなグループは乗ってくるが、席をあけるために、荷物を網棚に上げる必要もなく、走り続ける。
米沢に到着前に、珍しい名前の駅名をみる。「置賜」という。おきたまと読む。
幕府から拝領した土地のようなイメージだ。
駅の写真は撮り損ねる。
米沢に列車は予定とおり到着する。
4年前のことを思い出す。
米沢という名前のイメージからある程度大きな駅舎を想像していた。
だが、それは小さな駅で、駅前のロータリーも広くはない。
東口と西口の2つの出口があるが、僕が予約したホテルのある東口には、ロータリーはあるもののタクシーは1台も並んでいない。
そもそも中心は、米沢駅の西側に広がっているのだ。
ホテルまでキャリングケースを引っ張っていく。
予約したときは、駅から一番近い駅だったのが、重い荷物を引きながら歩いていると結構遠いと思う。
明日は、講演会の開始は午後一番であるが、早めに会場に入って準備をすることにする。
それでも普段よりはゆっくりとした朝の時間になりそうだ。
夕食は、駅に戻り、西口のレストランで摂る。
夜の米沢駅、こちらは西口側。
食事ができるお店がいくつかあり、タクシーも並んでいる。



東口にまわると、タクシーは1台もない。
人影もほとんどない。


これが泊まったホテルだ。

ここは新幹線が通っている。いままでは、山形から米沢まで新幹線で移動したように思う。
駅の時刻表を見ると、各駅停車で行くのが最も早く米沢に着く。
米沢までは、1時間近く走ることになる。
バスが予定よりも10分程度遅れたので、各駅停車の発車時刻まで数分だ。
あわてて、プラットフォームに降りると、列車の扉はすでに閉まっている。
遅れたか、と一瞬思ったが、ここでは乗るときに、扉はボタンを押してあけることを思い出した。
初めてそれを経験したのは、15年くらい前のことだろうか。岩手県に転任された方にお会するために、花巻空港から盛岡に行ったときだった。花巻空港の最寄駅に到着した列車の扉が開かず、地元の方が乗り込んだ隣の扉に、あわてて移動して列車に飛び乗ったことがある。
自分の目の前のボタンを押せば、それで済んだ話なのだが、知らないということは、時間のないときには、慌ててしまうものである。
米沢行きの各駅停車は、ほどよく乗客が乗っている。立っている人はいない。
自分の荷物を二人掛けの横の席におけるくらいである。
ここからどのくらい混んでくるのか、分からないので、4人がけの向かい側に座っている年輩の女性に尋ねようかと思ったが、結局声をかけられなかった。
ここでおかしな質問をすることが、その女性を驚かせるのではないだろうかと、考えてしまう。
列車はすべての駅に停まるのだが、時たま、下校時の高校生のようなグループは乗ってくるが、席をあけるために、荷物を網棚に上げる必要もなく、走り続ける。
米沢に到着前に、珍しい名前の駅名をみる。「置賜」という。おきたまと読む。
幕府から拝領した土地のようなイメージだ。
駅の写真は撮り損ねる。
米沢に列車は予定とおり到着する。
4年前のことを思い出す。
米沢という名前のイメージからある程度大きな駅舎を想像していた。
だが、それは小さな駅で、駅前のロータリーも広くはない。
東口と西口の2つの出口があるが、僕が予約したホテルのある東口には、ロータリーはあるもののタクシーは1台も並んでいない。
そもそも中心は、米沢駅の西側に広がっているのだ。
ホテルまでキャリングケースを引っ張っていく。
予約したときは、駅から一番近い駅だったのが、重い荷物を引きながら歩いていると結構遠いと思う。
明日は、講演会の開始は午後一番であるが、早めに会場に入って準備をすることにする。
それでも普段よりはゆっくりとした朝の時間になりそうだ。
夕食は、駅に戻り、西口のレストランで摂る。
夜の米沢駅、こちらは西口側。
食事ができるお店がいくつかあり、タクシーも並んでいる。



東口にまわると、タクシーは1台もない。
人影もほとんどない。


これが泊まったホテルだ。
