ぶろぐのあたま

2ヶ月に１回程度、診てもらうお医者さんがいる。
彼は、学生時代の同期である。
彼の娘さんと僕の息子が同じ大学に通っていたこともあり、なぜか親近感が湧く。
医者としても信頼できる人だ。
きちんと定期的に検査をして、検査結果の変化を考えてくれる。
なぜ数値が変わったかを考えて、教えてくれる。
その頃の僕自身になにか変化があったかどうかを聞く。

検査というのはどのような医者でもできるものだ。
問題は、その後である。
検査結果を真剣に見る。
それもその時の結果だけではなく、数値の変化を見て行く。
今回、前回と前々回というように、傾向を見て、変化があるときはその原因を調べるわけだ。
それを几帳面にすることが重要であることを、しばらく通っていくうちに、僕は考えるようになった。

待合室には、新聞記事の関連情報、病気に関するものが貼ってある。講演会の案内も掲示されている。
そのなかに時たま、面白い掲示がある。

今回は、タイトルは、「１８歳と８１歳の違い」とある。

川柳のようなものだ。
読んでいると思わず吹き出すものがある。
全部で７つある。

記憶するには丁度いい数だ。
脳細胞の活性化のために覚えようとする。
診察室の前に座っているのは、呼ばれる直前なので、せいぜい５分から１０分である。
その間に覚えようとする。
だが、なかなか全部を覚えきれない。

やむを得ず、鞄からデジカメを取りだして、写真に撮る。
ずるいけど、正確を期すためには、いたしかたない。

７つの覚え方は、
おぼれる、
道路、
もろい、
偏差値、
何も知らない。
東京オリンピック
自分探し。

よし、覚えよう。