17 miles drive
- 2015/01/04
- 00:01
アメリカに出張したときに、お世話になった方に連れて行ってもらったのが、Seventeen Miles Drive。
カルフォル二アのサンフランシスコの南に位置するサンノゼの研究所へ行き、日本にも何度もこられたことのある研究者に久しぶりにお会いした。彼はP先生。いつもP先生と一緒に日本に来られるのが日本人の研究者であるSさん。
お二人が日本に来られるのは、もちろん仕事が目的であるが、僕のオフィスに来られたときは、できるだけ歓待をしていた。
昼間は、お客様を訪問という仕事であるが、夜はしばしば食事に行った。時間があるときは、甲子園球場に一緒にタイガースを応援に行ったこともあった。
P先生は、野球よりもNFLの49ersのファンであったが、甲子園のライトスタンドで一緒にタイガースを応援してくれた。
僕がアメリカに出張に行くことになり、サンノゼに立ち寄ることができるという連絡をしたところ、大いに歓迎していただいた。
サンノゼの研究所では、ノーベル賞を受賞した人の研究室に案内され、ノーベル賞学者から直接講義をうけるという場を用意していただいた。
折角のお話であったが、日本語で聞いても、理解できない内容であり、30分間、ひたすら偉い学者さんの顔を見ていた記憶がある。
その後は、研究所のなかをひととおり、案内していただき、その後,連れて行ってもらったのが、17miles drive である。
日本から同行していた同僚とこちらは二人。それとP先生とSさんの4人である。
会話は英語であるが、P先生がSさんと話をする英語と僕に話す英語は同じではない。
ちょうど日本人が日本人どうしで話をするときと、外国のかたに、多少は日本語が分かる外国人と話をするときに別の日本語を話すのと同じだ。
それでも気持ちが通じるので、ほぼコミュニケーションには問題はない。
17 miles drive は,確かに風光明媚なところで、きれいな自然があり、鳥や野生の動物が保護されているようなところだ。
僕自身は、きれいな景色をみても、残念ながら感動するようなことはめったにないので、なかなかいい場所だ、という程度であるが、それよりもP先生とSさんとこういう場所で一緒にいられることがうれしかった。
ただ僕の同僚は、自然が好き、野生が好きという人間で、大いに感動していた。
その後、レストランで食事をごちそうになり、車でホテルまで送っていただいた。
帰りの車が左折をするときに、Sさんが車のハンドルを切るのが遅く、横を走っていた車があわてて横に逃げるということがあった。
P先生は、You are driving him out! と笑いながら言っていたような気がする。
僕は、それを聞きながら、そういうのかと、後部座席で納得していた。
あれから14年が過ぎた。
P先生ともSさんともあれ以来お会いしていない。




カルフォル二アのサンフランシスコの南に位置するサンノゼの研究所へ行き、日本にも何度もこられたことのある研究者に久しぶりにお会いした。彼はP先生。いつもP先生と一緒に日本に来られるのが日本人の研究者であるSさん。
お二人が日本に来られるのは、もちろん仕事が目的であるが、僕のオフィスに来られたときは、できるだけ歓待をしていた。
昼間は、お客様を訪問という仕事であるが、夜はしばしば食事に行った。時間があるときは、甲子園球場に一緒にタイガースを応援に行ったこともあった。
P先生は、野球よりもNFLの49ersのファンであったが、甲子園のライトスタンドで一緒にタイガースを応援してくれた。
僕がアメリカに出張に行くことになり、サンノゼに立ち寄ることができるという連絡をしたところ、大いに歓迎していただいた。
サンノゼの研究所では、ノーベル賞を受賞した人の研究室に案内され、ノーベル賞学者から直接講義をうけるという場を用意していただいた。
折角のお話であったが、日本語で聞いても、理解できない内容であり、30分間、ひたすら偉い学者さんの顔を見ていた記憶がある。
その後は、研究所のなかをひととおり、案内していただき、その後,連れて行ってもらったのが、17miles drive である。
日本から同行していた同僚とこちらは二人。それとP先生とSさんの4人である。
会話は英語であるが、P先生がSさんと話をする英語と僕に話す英語は同じではない。
ちょうど日本人が日本人どうしで話をするときと、外国のかたに、多少は日本語が分かる外国人と話をするときに別の日本語を話すのと同じだ。
それでも気持ちが通じるので、ほぼコミュニケーションには問題はない。
17 miles drive は,確かに風光明媚なところで、きれいな自然があり、鳥や野生の動物が保護されているようなところだ。
僕自身は、きれいな景色をみても、残念ながら感動するようなことはめったにないので、なかなかいい場所だ、という程度であるが、それよりもP先生とSさんとこういう場所で一緒にいられることがうれしかった。
ただ僕の同僚は、自然が好き、野生が好きという人間で、大いに感動していた。
その後、レストランで食事をごちそうになり、車でホテルまで送っていただいた。
帰りの車が左折をするときに、Sさんが車のハンドルを切るのが遅く、横を走っていた車があわてて横に逃げるということがあった。
P先生は、You are driving him out! と笑いながら言っていたような気がする。
僕は、それを聞きながら、そういうのかと、後部座席で納得していた。
あれから14年が過ぎた。
P先生ともSさんともあれ以来お会いしていない。



