ぷかぷか(3)
- 2019/11/29
- 00:00
入り口を入る。
フロントが見えたので、念のために尋ねる。
今度は地下に行けという。もちろん、言葉は丁寧だ。
地下に親族の控室がある。
クロークに荷物を預けようと並んでいると、血はつながっていないが、新郎側の女性に会う。
長い間、顔を見ていないが、記憶に残っている。
画像イメージというのは、意外と長い間、脳細胞に記憶されている。
テキストデータはからきしだめなので、名前は出てこない。
出てきても、時間がかかる。
名前なしでも、会話は成り立つ。
控室に入ると、すでに新郎新婦の関係者が椅子に座っている。
手前が新婦側、奥が新郎側である。
今の人数は、新郎側のほうが多いようだ。
新郎の親、僕の妹が、新婦側の人たちに紹介してくれる。
新婦のご両親にお会いする。
美男、美女のカップルである。
結婚式は、ホテルの中の教会で執り行われる。
讃美歌を歌う男性と女性が二人いる。
牧師さんの声がよく通る。
神聖な結婚式であるが、中心人物の二人以外は、しっかりとした経験者で固められているようだ。
讃美歌の声が、響き渡る。
座席の上には、歌詞がおいてある。歌詞は読めるが、讃美歌としては、もちろんはじめてである。
なんとか、口ずさむが、最後の章節あたりで、ようやく節にあわせられるようになる。
今は、ほぼ全員の参列者が、スマホをもっているので、写真のフラッシュが、絶えることがない。


フロントが見えたので、念のために尋ねる。
今度は地下に行けという。もちろん、言葉は丁寧だ。
地下に親族の控室がある。
クロークに荷物を預けようと並んでいると、血はつながっていないが、新郎側の女性に会う。
長い間、顔を見ていないが、記憶に残っている。
画像イメージというのは、意外と長い間、脳細胞に記憶されている。
テキストデータはからきしだめなので、名前は出てこない。
出てきても、時間がかかる。
名前なしでも、会話は成り立つ。
控室に入ると、すでに新郎新婦の関係者が椅子に座っている。
手前が新婦側、奥が新郎側である。
今の人数は、新郎側のほうが多いようだ。
新郎の親、僕の妹が、新婦側の人たちに紹介してくれる。
新婦のご両親にお会いする。
美男、美女のカップルである。
結婚式は、ホテルの中の教会で執り行われる。
讃美歌を歌う男性と女性が二人いる。
牧師さんの声がよく通る。
神聖な結婚式であるが、中心人物の二人以外は、しっかりとした経験者で固められているようだ。
讃美歌の声が、響き渡る。
座席の上には、歌詞がおいてある。歌詞は読めるが、讃美歌としては、もちろんはじめてである。
なんとか、口ずさむが、最後の章節あたりで、ようやく節にあわせられるようになる。
今は、ほぼ全員の参列者が、スマホをもっているので、写真のフラッシュが、絶えることがない。

