Gさんとの東北(4)
- 2020/04/12
- 00:00
講演会のときの写真撮影は、Gさんにいつもお願いしていた。
Gさんは、アップで人物を狙うのが得意だ。
僕も、居眠りをしているところを、何度か撮られたこともある。
またあるとき、仲間内の懇親会で20人以上が集まっていたときのことだ。
順番に自己紹介が始まる。
僕の順番は最後だったのだが、宿舎での懇親会なので、時間があってないようなところがある。
後は寝るだけである。
しかも寝る場所は、同じ建物の中である。
僕も話し出したら、面白い話をできるだけしようとする関西人魂がめらめらと燃え上り、話が長くなる。
このときもGさんがカメラマンだった。
後でGさんが撮った写真を見ると、僕の話している姿を何枚か撮っているのだが、その前後に壁の時計をアップで写している。
時計のアップ、僕の話している姿、時計のアップという順番に写真が撮られている。
余程長く話したのだろう。
いい加減、やめなさいというGさんのメッセージである。
Gさんらしいやり方である。
そういうところも好きだった。





Gさんは、アップで人物を狙うのが得意だ。
僕も、居眠りをしているところを、何度か撮られたこともある。
またあるとき、仲間内の懇親会で20人以上が集まっていたときのことだ。
順番に自己紹介が始まる。
僕の順番は最後だったのだが、宿舎での懇親会なので、時間があってないようなところがある。
後は寝るだけである。
しかも寝る場所は、同じ建物の中である。
僕も話し出したら、面白い話をできるだけしようとする関西人魂がめらめらと燃え上り、話が長くなる。
このときもGさんがカメラマンだった。
後でGさんが撮った写真を見ると、僕の話している姿を何枚か撮っているのだが、その前後に壁の時計をアップで写している。
時計のアップ、僕の話している姿、時計のアップという順番に写真が撮られている。
余程長く話したのだろう。
いい加減、やめなさいというGさんのメッセージである。
Gさんらしいやり方である。
そういうところも好きだった。




