テンピン
- 2020/05/25
- 00:00
検事長が賭け麻雀をして辞職となった。
麻雀を賭けないでやる人は、まずいないだろう。
現実の世の中では、賭けない麻雀はあり得ないと思っている。
僕は学生の頃に麻雀をやり始めた。
同じクラブの同級生、先輩や後輩、そして同じクラスの級友や、高校時代の同級生の友人たち、いろいろな人とやっていた。
いつも賭けていた。
身内のなかのお金のやりとりである。
仕事を始めてからも5年くらいはやっていた。
段々回数は減っていき、いつの間にかやめてしまった。
賭け麻雀のレートは、学生の頃、若い社会人の頃は、レートは2とか3、精々5位だった。
当時は、1ゲームの持ち点は、27000点で、終了したときに3万点になっていれば、プラスマイナス0というルールだった。
1000点を1としてゲーム終了時点で計算する。
持ち点がなくなることをハコになるというが、ハコ点だとマイナス30となる。
マイナス3万点である。
ハコ点の場合、レートが1だと300円の負け、レートが5だと1500円の負けとなる。
仕事が終わってから終電までやると、6ゲームくらいになり、ついていないときはマイナス100になることもある。そうすると、レートが5だと5000円の負けということになる。
当時のサラリーマンの小遣いの額を考えると、仲間内でのゲームであれば、レートが3とか5とかというあたりが相場だった。
もしもあのまま麻雀を続けていれば、レートが10くらいになっていたかもしれない。
一晩楽しんで、1万円くらいというのは、サラリーマンとしても、出せない額ではないだろう。
ただ、競馬と違い、金を儲けた人と損した人は知り合いである。
会社の同僚だとすると、大体勝つ奴と負ける奴というのは決まってくるもので、いくら勝ったり負けたりということであっても、良い時間の過ごし方ではない。
そいうことがあって、僕も自然とやめてしまったのだと思う。
成績は勝ったり負けたりで、とんとんだった。
検事長は賭け麻雀に対する処分が、随分と軽い訓告になった。
その理由の一つが、テンピンということで、レートが高くないことだそうだ。
確かに検事長という役職からすると、テンピン(レートが1000点100円))というのは、たいした金額ではない。
一晩遊んで数万円の出費というのは、屁でもないだろう。
だが、ちょっと待って欲しい。
レートの問題ではないだろう。
検事という職業につきながら、賭け麻雀をやるというのは、これは訓告のレベルの話ではないだろう。
最近の政治は、やりたい放題、このまま続けば、いずれ大きなしっぺ返しが来るに違いない。

beauty-boxさんによる写真ACからの写真
麻雀を賭けないでやる人は、まずいないだろう。
現実の世の中では、賭けない麻雀はあり得ないと思っている。
僕は学生の頃に麻雀をやり始めた。
同じクラブの同級生、先輩や後輩、そして同じクラスの級友や、高校時代の同級生の友人たち、いろいろな人とやっていた。
いつも賭けていた。
身内のなかのお金のやりとりである。
仕事を始めてからも5年くらいはやっていた。
段々回数は減っていき、いつの間にかやめてしまった。
賭け麻雀のレートは、学生の頃、若い社会人の頃は、レートは2とか3、精々5位だった。
当時は、1ゲームの持ち点は、27000点で、終了したときに3万点になっていれば、プラスマイナス0というルールだった。
1000点を1としてゲーム終了時点で計算する。
持ち点がなくなることをハコになるというが、ハコ点だとマイナス30となる。
マイナス3万点である。
ハコ点の場合、レートが1だと300円の負け、レートが5だと1500円の負けとなる。
仕事が終わってから終電までやると、6ゲームくらいになり、ついていないときはマイナス100になることもある。そうすると、レートが5だと5000円の負けということになる。
当時のサラリーマンの小遣いの額を考えると、仲間内でのゲームであれば、レートが3とか5とかというあたりが相場だった。
もしもあのまま麻雀を続けていれば、レートが10くらいになっていたかもしれない。
一晩楽しんで、1万円くらいというのは、サラリーマンとしても、出せない額ではないだろう。
ただ、競馬と違い、金を儲けた人と損した人は知り合いである。
会社の同僚だとすると、大体勝つ奴と負ける奴というのは決まってくるもので、いくら勝ったり負けたりということであっても、良い時間の過ごし方ではない。
そいうことがあって、僕も自然とやめてしまったのだと思う。
成績は勝ったり負けたりで、とんとんだった。
検事長は賭け麻雀に対する処分が、随分と軽い訓告になった。
その理由の一つが、テンピンということで、レートが高くないことだそうだ。
確かに検事長という役職からすると、テンピン(レートが1000点100円))というのは、たいした金額ではない。
一晩遊んで数万円の出費というのは、屁でもないだろう。
だが、ちょっと待って欲しい。
レートの問題ではないだろう。
検事という職業につきながら、賭け麻雀をやるというのは、これは訓告のレベルの話ではないだろう。
最近の政治は、やりたい放題、このまま続けば、いずれ大きなしっぺ返しが来るに違いない。

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