御手洗潔
- 2015/03/27
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推理小説作家の島田荘司さんの本に登場する名探偵が御手洗潔だ。
島田荘司さんの本には、もう一人、名刑事 吉敷竹史が登場する。
ドラマでの映像化では、吉敷竹史は、すでにテレビでも何度か製作されている。
俳優の鹿賀丈史が出演している。
御手洗潔については、島田荘司さんの意向もあり、御手洗潔を演じることができる俳優がいないということで、映像化は無理だろうと思っていた。
確かに御手洗潔というのは、初めて名前を見る人には、名前から、ユーモア溢れる愉快な探偵を想像するかもしれない。
トイレが清潔、だからね。
ところが実際は、非凡な才能を持っている。
,現実を越えたようなところがある。
こんな探偵は、いや人はいないだろうと思う程である。
単に事件を解決する探偵ではなく、物理や化学、医学系、およそ科学の分野では、世界的な研究者としても活躍できる人物である。
現在は脳科学者として北欧にいるそうだ。
しかも語学堪能、何カ国語を話せるのか。IQが300以上というから天才のなかでも天才である。
吉敷竹史は、歩き回って事件を解決するようなこともあるが、御手洗潔は、その素晴らしい頭脳を使い、部屋の中で事件を読み解いてしまう。
このような御手洗潔がドラマになることは永遠にないものと思っていたが、やっとテレビに登場した。
俳優は、玉木宏だ。
「傘を折る女」という題名。
原作の筋がしっかりしているので、テレビのサスペンスドラマとしても、当然見応えがある。
2時間もののサスペンスドラマ好きの僕としては、楽しい時間だった。
だけども、天才探偵の御手洗潔よりも、僕は吉敷竹史のほうが好きだ。
人間くさいところがあり、より現実の人間に近い。
刑事物にはよくでてくるが、嫁さんに逃げられる。そして、逃げた嫁さんを追いかけていく長編。それが「涙ながれるままに」。
これはローリングストーンズの“As Tears go by”から題名を取ったのだと思うが、僕のお気に入りのひとつだ。
嫁さんの通子の暗い過去が妙に惹きつけるところがあり、その本を読んだころには、まだ行ったことがなかった岩手県盛岡に随分くらいイメージを持ったものだ。
実際行って見ると、確かに2~3回目くらいまでは暗い印象が強い街だったが、今では、僕にとって、岩手県の中の好きな街の一つになっている。
久しぶりに御手洗潔にテレビで出会った。
しばらく遠ざかっていた島田荘司さんの世界に再度入って見たいと思った。
読んでいない本、いや読んだ本でも再度読み直してみよう。

島田荘司さんの本には、もう一人、名刑事 吉敷竹史が登場する。
ドラマでの映像化では、吉敷竹史は、すでにテレビでも何度か製作されている。
俳優の鹿賀丈史が出演している。
御手洗潔については、島田荘司さんの意向もあり、御手洗潔を演じることができる俳優がいないということで、映像化は無理だろうと思っていた。
確かに御手洗潔というのは、初めて名前を見る人には、名前から、ユーモア溢れる愉快な探偵を想像するかもしれない。
トイレが清潔、だからね。
ところが実際は、非凡な才能を持っている。
,現実を越えたようなところがある。
こんな探偵は、いや人はいないだろうと思う程である。
単に事件を解決する探偵ではなく、物理や化学、医学系、およそ科学の分野では、世界的な研究者としても活躍できる人物である。
現在は脳科学者として北欧にいるそうだ。
しかも語学堪能、何カ国語を話せるのか。IQが300以上というから天才のなかでも天才である。
吉敷竹史は、歩き回って事件を解決するようなこともあるが、御手洗潔は、その素晴らしい頭脳を使い、部屋の中で事件を読み解いてしまう。
このような御手洗潔がドラマになることは永遠にないものと思っていたが、やっとテレビに登場した。
俳優は、玉木宏だ。
「傘を折る女」という題名。
原作の筋がしっかりしているので、テレビのサスペンスドラマとしても、当然見応えがある。
2時間もののサスペンスドラマ好きの僕としては、楽しい時間だった。
だけども、天才探偵の御手洗潔よりも、僕は吉敷竹史のほうが好きだ。
人間くさいところがあり、より現実の人間に近い。
刑事物にはよくでてくるが、嫁さんに逃げられる。そして、逃げた嫁さんを追いかけていく長編。それが「涙ながれるままに」。
これはローリングストーンズの“As Tears go by”から題名を取ったのだと思うが、僕のお気に入りのひとつだ。
嫁さんの通子の暗い過去が妙に惹きつけるところがあり、その本を読んだころには、まだ行ったことがなかった岩手県盛岡に随分くらいイメージを持ったものだ。
実際行って見ると、確かに2~3回目くらいまでは暗い印象が強い街だったが、今では、僕にとって、岩手県の中の好きな街の一つになっている。
久しぶりに御手洗潔にテレビで出会った。
しばらく遠ざかっていた島田荘司さんの世界に再度入って見たいと思った。
読んでいない本、いや読んだ本でも再度読み直してみよう。
