ぶろぐのあたま

自分の書いたブログの古い記事を読んでいた。
もう5年以上前のものだ。

神戸のポートアイランドにできた研究所を訪問したときのこと。
アメリカからスペシャリストが来るというので、だれかそれなりの人を訪問しなければならなくなった。
そのときに、Webを探して訪問相手を探したわけだ。
それがS先生である。

S先生のアポ取りが、たまたまスムーズにいったことを勘違いして、これは、ノリのいい関西人に違いないと書いている。
今ならWikipediaを読めば出身校は、愛知県の進学校とあるので、関西人でないことが分かるのだが、当時は、調査不足で、勝手にノリのいい関西人と決めていた。

S先生がなくなられてから、だいぶ時間が経ってから、たまたま仕事で、愛知県の進学校出身の方と話をすることがあった。
もちろんお会いしてからすぐに、高校はどちらですかと聞くはずもない。

何度か仕事を一緒にして、食事をするなかで聞いた話である。
S先生はそのときに仕事をしていた方の何年か先輩だったのだが、学校のなかでも非常に優秀な学生だったので、後輩の間にも、S先生の名前が伝わっていたらしい。
その学校では有名人だったのである。

Wikipediaには、生まれは兵庫県とある。
愛知県に行かれたのがいつかは、書かれていない。

関西人であるかないかを決めるのは、中学、高校時代を関西で過ごしたか、どうかによるのではないかと考えている。
これは僕の勝手な決め事だ。

ということで、S先生は、関西人ではない、というのが今の僕の結論である。
どうでもいい話ではあるが、
それにしても、優秀なS先生が自らの命を絶たれたことは、残念なことである。