ぶろぐのあたま

　“鶴瓶の家族に乾杯“で森山良子さんを見た。

森山良子さん；鶴瓶の家族に乾杯

　最近は、森山良子さんは、テレビではCMで見ることが多かったが、昨年は、NHKの朝ドラ（カムカムエブリバディ）のなかで重要な役割を演じていた。それなりの年齢を重ねているが、朝ドラの中でも元気な演技をみせておられた。
　”家族の乾杯“のなかでも、いい表情を見た。きっと気持ちの入った、いい生き方をされておられるのだろう。
　僕の人生のなかで森山良子さんとの出会いは、学生時代まで遡る。
　学生の頃、ギターを弾きながら、下宿の部屋で友人と一緒に歌ったこともあった。
　僕のなかの森山良子さんの歌は「涙そうそう」ではない。

　歌の題名はすぐにでてこないのだけど、歌詞だけが口から出てくる。
　　
　　　もう泣かないで坊や
　　　坊やは強い子でしょう
　　　もう泣かないで坊や
　　　あなたのパパは強かった

愛する人に歌わせないで

　この歌は、反戦歌というものだ。
　ラブソングもあったね。

　　　あなたの肩にもたれていても
　　　時は過ぎてく
　　　音も立てず

恋人

　歌の歌詞も断片的にしかでてこないのだけど、歌にまつわる記憶もパラパラと途切れている。
　あの時一緒に歌った友人は、同じ下宿の私学に通っていたＫ君だった。

　彼は今頃どうしているのだろう。
　下宿は世田谷区にあった。僕が初めて東京で一人住まいをした場所だった。

　大学を卒業してから久しぶりに下宿を見に行ったことがあった。学生時代から随分と変わっているところがあったが、意外と変わっていないところも残っていた。きっと今行くと、すっかり様変わりしてしまっているのだろうね。。



写真；学生時代の下宿の近くにあった馬事公苑
（Phto-AC；作者　せき散歩　さん）