ぶろぐのあたま

息子が中学受験のときに、僕の同級生に相談したことがある。
僕は当時は、仕事もやりがいがあって、結構思ったようにいろいろなことにチャレンジもできて、仕事中心の生活だった。
僕の同級生は、「仕事のことを一生懸命考えるのと同じように、子供のことを考える時間を作れ」というようなことを言ってくれた。
結構いい加減な同級生だったのだけど、そのときは、いいことを言うなぁと思ったものだ。

彼の言葉に気持ちが動いたわけでもないと思うけれど、息子が受験のためになにができるかを、しっかり考えて、息子の受験をサポートすることにした。
その効果があったのだと思っているのだけど、息子は無事志望校に合格することができた。

あれからかなりの時間が過ぎ、今は離れて住んでいる時間がとても長く経過した。
ある事件があって、それに二人で一緒に対応することになった。

毎日のように話をするようになった。
今は、Weｂ会議で1時間くらいは話をしている。
週末には息子が僕の家に来るか、僕が息子に家に行っている。

息子が僕を頼っていることが分かる。
僕も精一杯のこと、できる限りのことをやろうと思っている。




父が植えた息子の木