木蓮が満開
- 2015/03/22
- 00:00
先週はまだつぼみが多かった木蓮が、今日久しぶりに見ると、満開になっている。
全部の木蓮が満開というわけではない。
まだつぼみのものもある。
白い花で、これだけ大きくてしっかり咲いている花はないでしょう。
確かにそうだね。
葉っぱが散ることもないし、街路樹には、一番向いているのよ。
葉っぱが散ることはないというけど、もともと葉っぱがないじゃないか。
毛虫がつくこともないのよ。
毛虫はいないようだね。葉っぱがないし。
街路樹なのに、しかもオフィス街の街路樹で、毛虫が落ちてきたら、スーツの肩にぽとりと落ちてきたら、大変でしょう。
まあ、それはそうだけど、道を歩いていれば、電線に止まっている鳩に糞を落とされることもあるからね。まだ二十代の頃、通勤で会社に行く途中で、糞を落とされて、えらい目にあったよ。
ほらほら、この花、もっと近づいて撮って。
下からしか撮れないなぁ。もっと低いところに咲いてくれればいいのに。
この高さで咲くから、いいのよ。
このビルの2階からだど、ちょうどいい角度で撮れるわよ。中に入ろうよ。
だめだめ、そこはマンション。鍵がないと中には入れないって。
今日は遅いから、明日は、昼間見に来ようっと。
そうだね。でも、こうやって少し暗くなりかけているところも、いい感じだけどね。
早く来ないと、1週間くらいでしょう、咲いているのは。散るのも早いから。
木蓮は、雨でも降ると、いっきに散ってしまうから。道に落ちて、雨に濡れて、人に踏まれる木蘭を見るのは、あまりいい気持ちがしないね。
お母さんも同じことを言っていた。だから木蓮は好きには、なれないって。でも、,,私は好き。
よし、明日は明るいうちに来よう。
オフィス街に咲く,白い花。木蓮はけなげだ。
人の目線よりも少し上に咲く。
沈んだこころだと、視線も下がってしまい、気がつかない。
少し胸を張って、明るく前を向けるときに、木蓮の花がこちらを向いてくれる。
スターダストレビューの「木蓮の涙」は、悲しい歌だ。
でも、本当の木蓮は、そうではない。
むしろ明るく、元気なこころと通い合う花に違いない。




光の向きで、白い木蘭の花が、黄色に見えている。

全部の木蓮が満開というわけではない。
まだつぼみのものもある。
白い花で、これだけ大きくてしっかり咲いている花はないでしょう。
確かにそうだね。
葉っぱが散ることもないし、街路樹には、一番向いているのよ。
葉っぱが散ることはないというけど、もともと葉っぱがないじゃないか。
毛虫がつくこともないのよ。
毛虫はいないようだね。葉っぱがないし。
街路樹なのに、しかもオフィス街の街路樹で、毛虫が落ちてきたら、スーツの肩にぽとりと落ちてきたら、大変でしょう。
まあ、それはそうだけど、道を歩いていれば、電線に止まっている鳩に糞を落とされることもあるからね。まだ二十代の頃、通勤で会社に行く途中で、糞を落とされて、えらい目にあったよ。
ほらほら、この花、もっと近づいて撮って。
下からしか撮れないなぁ。もっと低いところに咲いてくれればいいのに。
この高さで咲くから、いいのよ。
このビルの2階からだど、ちょうどいい角度で撮れるわよ。中に入ろうよ。
だめだめ、そこはマンション。鍵がないと中には入れないって。
今日は遅いから、明日は、昼間見に来ようっと。
そうだね。でも、こうやって少し暗くなりかけているところも、いい感じだけどね。
早く来ないと、1週間くらいでしょう、咲いているのは。散るのも早いから。
木蓮は、雨でも降ると、いっきに散ってしまうから。道に落ちて、雨に濡れて、人に踏まれる木蘭を見るのは、あまりいい気持ちがしないね。
お母さんも同じことを言っていた。だから木蓮は好きには、なれないって。でも、,,私は好き。
よし、明日は明るいうちに来よう。
オフィス街に咲く,白い花。木蓮はけなげだ。
人の目線よりも少し上に咲く。
沈んだこころだと、視線も下がってしまい、気がつかない。
少し胸を張って、明るく前を向けるときに、木蓮の花がこちらを向いてくれる。
スターダストレビューの「木蓮の涙」は、悲しい歌だ。
でも、本当の木蓮は、そうではない。
むしろ明るく、元気なこころと通い合う花に違いない。




光の向きで、白い木蘭の花が、黄色に見えている。
